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ギリシア文様


リーグル美術様式論―装飾史の基本問題」長広敏雄訳)
ようやくギリシア様式・・ここで、別に検索してみます

Winged genius Boscoreale Louvre P23 me左はCategory:Greek key
繰り返された縦線および横線から成っている装飾用パターン・・ 幾何学文様ですね。
この「グリーク・キー」と meander(メアンダー雷文)との違いはなんでしょうか?
また、もう一つ、ロータス・パルメットとアルテミオンのちがいとはなんでしょうか・・。あるいは同じ?
こちらでチェック・・アンテミオンとスイカズラ

Anthemion (Lotos-Palmettenfries), Athen, Erechtheion.
AteneEretteoCapitelloIonico

以下は私の先入見のイメージ

>
(an ornamental pattern consisting of repeated vertical and horizontal lines )
西洋の装飾文様の一種。(often in relief)
雷文(らいもん)や卍(まんじ)形を連続させるもの。
(?)相違点 
Greek key Meander
繰り返されるが一部切れていてもよい
つながっている(?)

文献

メアンダー(雷文)
小アジアの曲がりくねった川メアンデルに由来して名付けられ、四角く複雑に曲がりくねる文様を呼ぶ
(幾何学文)
byヨーロッパの文様事典p214

meこの文様事典には「Greek key」は載っていない。
他の関連語としては、「スヴァスティカ(卍)」が別にある。
スヴァラスティカは卍そのものではないはずだが?

スヴァスティカ(卍)
卍はロゼット文と同様に太陽の光を示す印でギリシアでは重要なエレメントである。卍をつないだ文様は太陽の恩寵が無限に続く吉祥文である。 (幾何学文)
byヨーロッパの文様事典p215
※スヴァスティカswastikaは実際は逆卍、右卍という卍の鏡文字卐・・ドイツナチスのイメージがこびりついてしまったもの

me世界文様事典(西川ハルオ)の方は卍(左万字)卐(右万字)、メアンダー、回文・雷文、という3つの分け方で、メアンダーは、「回文・雷文」と別。
メアンダーは切れていない。
回文は渦巻き型の原型で、切れている。

卍(左万字)卐(右万字)
卍・右万字卐は渦巻く光条を表すマークで、西洋東洋にに現れる。
古代のクレタ文明にもインダス文明にも見られ、ギリシアでは重要な文様エレメントとして多く利用されている


卍は、ギリシアの太陽神であるアポロンの胸に時として現れ、インド神話の太陽の光照神ヴィシュヌの胸毛の渦巻きや足の裏に描かれる。
仏教の開祖釈尊の足の裏にも現れ、ジャイナ教の開祖字なの場合も同じである。
北欧神話のトールの持つハンマーの象徴は卍である。 中近東ではペルシア・ササン朝の首都クテシフォンの、漆喰(ストッコ)で作った建築装飾に、聖なるパルメットと共に卍右卍は現れる


卍・卐つなぎはギリシア文化圏に多く出土していて、独特の様式を見せる。
太陽のマークで、太陽の持つ円満・不滅・永遠・恩恵の象徴だから、その連続文様は無限の吉祥を現わしている。
また、太陽と関係のある神殿や祭壇に、やはり太陽とかかわりの深いロゼットと組み合わせて、つなぎ文様としたのが多く残っている。


キリスト教世界では、卐は変形十字架として理解され、やはり聖なる印である。 神聖ローマ帝国でもこの「不滅」マークが用いられ、それが20世紀のナチス・ドイツのハーケンクロイツ(鍵十字)に引き継がれた。

たいていの右卍は十字形、すなわち4本線が基本であるが、3本線が回転する形のものもあり、トリスケリオン、トリスケルと呼ばれる。
トリスケリオンの変形で、先が足になったり手になったりしたものも中世ヨーロッパの商標や看板に使われた。
この足形トリスケリオンの最も古い形は、ギリシアのメロス島のコインに見える
右卍は神秘の中心、増加・成長の象徴として、商人にも好まれたマークであった。 by西洋文様事典p204


Greek keyとは

me以上を読むと、やはり、ドイツナチスのせいで普通に使えなくったシロモノを、この言葉であらわそうとしたということのようだ。ギリシアで重要なエレメントであるということで、卍・卐つなぎ(鍵十字)を「グリーク・キー(ギリシアのカギ)」と呼ぶようになったということだろう。

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me wikimedia. Category:Categories_of_ancient_Greece
Ornaments

『美術様式論』を読む A.古代オリエント様式
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