聖なる樹木と聖なる獣たち

聖樹聖獣文様


「中心のシンボリズム」

「中心のシンボリズム」: (エリアーデ「イメージとシンボル」(※1)
どんな小宇宙も「中心」と呼びうる特別な聖域を持っている。
聖なるものが聖体示現(ヒエロファニー)(※2)神体顕現(エピファニー)(※3)して現われるのは、 まさにこの中心においてである。
「中心」は三つの宇宙界、つまり、天上界、地上界、地下界の接合点を構成する。


※1 エリアーデ著「イメージとシンボル」
イメージとシンボル (1971年)

ミルチャ・エリアーデ(Mircea Eliade)著 前田耕作訳 せりか書房刊
目次
《中心》のシンボリズム
時間と永遠のインド的シンボリズム
《縛める神》と結び目のシンボリズム
貝殻のシンボリズムについての考察
シンボリズムの歴史
(※2)
聖体示現(ヒエロファニー) hierophany
Wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Hierophany
(※3)
神体顕現(エピファニー)Epiphany (holiday)
Wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Epiphany


2011-09-21

エリアーデ「世界宗教史 (ちくま学芸文庫) 」を読んでいて、「円環する時間と直線的な時間」という言葉を発見して、 あれ〜〜。
う〜ん、この、「なにこれ?今年じっくり見よう!」と思った平凡社の「イメージの情報誌」シリーズというのは、 いろいろなものをエリアーデからもらっているんだなぁ、ということが、今さらながらにはっきりしてくるのであった。(これは第12巻の「時間」の副題です)
(直線的な時間はキリストから始まった)
(重箱の隅はあくまで自分の関心でつつきます〜〜)

Stamp of Moldova 038

http://en.wikipedia.org/wiki/Mircea_Eliad

His theory that hierophanies form the basis of religion, splitting the human experience of reality into sacred and profane space and time, has proved influential.
One of his most influential contributions to religious studies was his theory of Eternal Return, which holds that myths and rituals do not simply commemorate hierophanies, but, at least to the minds of the religious, actually participate in them・・
エリアーデの宗教学への重要な貢献は、
聖と俗の時間と空間 hierophaniesが宗教の基礎を形成するという理論、 「Eternal Return」の理論

永遠回帰の神話 - 祖型と反復
「神話というものへ回帰していく、又は副題にあるように神話という祖型を反復し、回帰し続ける宗教的立場、その精神性

Theophany・・聖樹アカシアの木
「燃える柴」

聖と俗―宗教的なるものの本質について (叢書・ウニベルシタス)

俗なるものと聖なるもの エリアーデの商標(?) 理論

目次
序言
聖なる空間と世界の浄化
聖なる時間と神話
自然の神聖と宇宙的宗教
人間の生存と生命の浄化
付録 宗教学の歴史

web検索

■松岡正剛さんの「千夜千冊」第千二夜05年1月25日


■エリアーデ『聖と俗』のポイント http://www.evam.ne.jp/evam/evam2/socie/ronbun/


注:以上は、呑みこめてないトンチンカンのまとめです。
実際に読むと、なるほど・・と、ワクワクの興奮があるかと思います。
進化論のイメージ誤用で60万年前の人間(火を使った記録がある 中国の周口店)など「未開」人というイメージ強いかと思うが、
実のところはその昔々の人間と今の人間には、何の違いもないと、言われている。
「世界宗教史」のはじめに、

「先史時代の仁厳が既に知恵と想像力に恵まれた存在として行動していたことを、忘れないでほしい」・・とある。(p23)


少し抜き書きをしたい。

第1章 時の初めに・・・・古人類の呪術―宗教的営み
第1節 方向付け 道具を作るための道具 火の「飼いならし」


古人類は「道具を作るための道具」をも作っている。その上、彼らの道具の使用法はきわめて複雑で、将来の利用に備えて手元に保存しておく。
エリアーデは、 強さと豊かさという言葉は、そのもっとも強烈な劇的な意味で理解されねば「ならない。
なぜなら、 人間 は「時の初めに」なされた決定、すなわち、生きるために殺すという決定の最終的所産であるからである。
人は食肉類になって、その「祖先」(サル)を越えることに成功したのである。
およそ二百万年あいだ、古人類は狩猟によって生活した。
女や子供が採集する果実、草木の根、貝類などは、人間の生存を保証するには不充分であった。
狩猟は性別による分業を定めて、「ヒト化」をこのようにして促進した
獲物を絶えず探し回り、殺す事は、狩猟者と殺された動物との間に、ついに独自の関係の体系を創りだした。
この問題については、これからも繰り返し論じる事にしよう。
ここでは、狩猟者とその獲物とのあいだの「神秘的連帯性」は、殺害行為そのものによって明らかにされ、そこで流される血はあらゆる点で人間の血にひとしい、ということを思い起こすにとどめよう。
捕えた獲物を殺すこと、あるいは後の時代では家畜を殺すことは、殺されるものがいれかわる「供儀」に相当する。
これらすべての観念は、「ヒト化」の過程の最終段階で形成されたことを明確にしておかねばなrない。
それらは旧石器時代の文明の消滅後、数千年ののちにも━変化し、再評価され、偽装されはしたが━いまだに生きているのである。
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