(「知的創造サイクルの法システム」p59より 児玉晴男著2014)
Hermesのスカーフのタイトルが「 Din Tini Ya Zue」(自然とひとの出会い)というのはよいとして、「テナンゴ刺繍」の文様自体のイメージを見ると、 こんな感じ。
ショップの商品イメージ
■オトミ族の鹿鳥花カラフル刺繍クロス
■https://chichineo.com/※ 刺繍クロス
■遺跡のお土産屋さんの壁に飾ってあった一枚の刺繍
■テナンゴ刺繍
■オトミ刺繍のドロップバック
双獣文である。足元に花一輪、中心に植物という・・
生命の木、樹下双獣文の範疇にある
一番上の、エルメスのクッションのものは中心がメキシコの花のようだが、りっぱな角をもつ(鹿のような)二匹の獣の下に咲いていて、そこから生命の水を飲んでいるようなイメージ。
しかし、スカーフの方は、
虫のような人間が音楽を奏でたり、ダンスをして、明るく楽しげなのも、エルメスの独自 のようだ。
何より、動物は左右対称でなく、生命の木という神話性を失っている・・
摩擦があるという話だが、ネットで見る限りは、解決しているようだ。