ゲッケイジュの花(黄白色の小花)
樹形
Photo byM 20180412
Laurus nobilis
ゲッケイジュ(月桂樹、学名:Laurus nobilis)
クスノキ科の常緑高木英語のノーブル・ローレル (Noble Laurel) を中国語に訳して「月桂樹」と名付けられ、それを日本では音読みしてゲッケイジュの和名がつけられた。
(英語: Bay Tree) ベイツリー、 (英語: Sweet Bay) スイート・ベイ 、 (フランス語: Laurier) ローリエ とよぶ。
刈り取った枝葉を採集して、陰干ししたものが月桂葉(英:ローレル、またはベイ・リーフ、仏:ローリエ)(画像検索)
Laurel wreath
Portrait of Francesco Petrarca (1304-1374),
Italian poet and humanist
以下は全て(en.wikipedia)からの引用。
(後ほどシンボル辞典を参照します)
The symbolism carried over to Roman culture, which held the laurel as a symbol of victory. It was also associated with immortality, with ritual purification, prosperity and health. It is also the source of the words baccalaureate and poet laureate, as well as the expressions “assume the laurel” and “resting on one’s laurels”.
ローマ人の文化で、ローレルは勝利のシンボルであった。
それはまた、不死、儀式の浄化、繁栄、健康にも関連していた。
「学士号」や「桂冠詩人」という言葉の由来でもある。
Symposium scene: banqueters playing the kottabos game while a girl plays the aulos. A wreath hanging on the wall. Laurel wreaths on the heads. Attic red-figure bell-krater.女の子がアウロスを演じている間、コッタボスゲームをしている宴会者。 壁に掛かっている花輪。 頭に月桂樹の花輪。
※コッタボスゲーム kottabos:部屋の真ん中のターゲットにワインリー(堆積物)を投げつけるゲーム 紀元前6世紀~5世紀に流行
The symbol of the laurel wreath traces back to Greek mythology. Apollo is represented wearing a laurel wreath on his head, and wreaths were awarded to victors in athletic competitions, including the ancient Olympics — for which they were made of wild olive-tree known as “kotinos” (κότινος),[1] (sc. at Olympia)—and in poetic meets. In Rome they were symbols of martial victory, crowning a successful commander during his triumph. Whereas ancient laurel wreaths are most often depicted as a horseshoe shape, modern versions are usually complete rings.
月桂樹の花輪のシンボルは、ギリシャ神話にまでさかのぼる。 アポロは月桂樹の花輪を頭にかぶって表され、花輪は「コティノス」(κότινος)として知られる野生のオリーブの木で作られた古代オリンピックを含む運動競技の勝利者に授与されました[—そして詩的な出会いで。 ローマでは、勝利の象徴であり、指揮官に戴冠した。
Two Laurel trees flanked the entrance to Augustus’ house on the Palatine Hill in Rome、
ゲッケイジュの象徴性は、ローマ文化に引き継がれた。
ローマのパラティーノの丘にあるアウグストゥスの家の入り口には、2本の月桂樹の木が並んでいた。ユリウス・クラウディウス王朝の皇帝はすべて、ローマの最初の皇后リビアが植えた元の木から月桂樹の花輪を調達しました。
現代のイタリアでは、月桂樹の花輪は卒業生が冠として着用している。(パドヴァ大学起源?)
Fragment of grille of Alexander Garden near from Moscow Kremlin
古代の月桂樹の花輪はほとんどの場合馬蹄形として描かれていますが、現代のバージョンは通常完全なリングです。)https://en.wikipedia.org/wiki/Laurus_nobilis
桂冠詩人
桂冠詩人(けいかんしじん)は、優れた詩人に与えられる称号である。古代ギリシア、ローマ時代には、詩作も体育競技と並ぶ競技であり、勝利者には詩神アポロンゆかりの月桂樹の枝葉で編んだ月桂冠が授けられた。
中世のイタリアでは、ダンテやペトラルカ、タッソが一流の詩人として月桂樹を戴いている。
イギリスでは、17世紀に王室の慶弔の際に詩を作る桂冠詩人(英語: poet laureate、ポエット・ローリイット)の役職が設けられ現在に至っている。
また、アメリカ合衆国議会図書館や世界芸術文化アカデミー、世界詩歌協会等の国際文化団体も桂冠詩人の称号を授与することがある。桂冠詩人ダンテの墓参り
2017年6月6日ラヴェンナにて Photo byM
https://flora.karakusamon.com/italy/Dante20170606.html
リーパの「イコノロギア」の月桂冠
(fig.204)Phisick
A Woman of full Age,with a Laurel-Garland:a Cock in one Hand and a knotty Stuff ,round which a Serpent is twisted.
月桂樹のガーランドを持った成年の女性:片手に雄鶏を持ち、周りに蛇がねじれている節のある棒を持つ。
※https://www.karakusamon.com/2019k/hebi_attribute.html に追記
※ジャック ブロス(世界樹木神話)
ダプネとゲッケイジュ
植物の変身のうち最も有名なものは、ダプネをアポロンのゲッケイジュに変身させたものといえる。(p483)→※上記に追記顔、アポロン神殿あるギリシアのデルポイなど見ていました・・