文化研究

カルチュラル・スタディーズ?

講談社選書メチエの入門書であるが、
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よく見ると、「知」が円柱に載っていましたね・・・
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そういうわけで、円柱とは??
支え持ちあげるもの??

このテキスト(=「知の教科書」だそうだ)少しキーワードを見ておきたい
惹句は
「メディア、サブカルチャー、人種、セクシュアリティ、歴史をどうとらえ直すか」ですね

「領域を超えて豊穣な成果を生みつづける文化研究を、基礎から立体的に紹介する格好の入門書」だそう

ざっとみて、一言で言うと、居心地の悪い先端、先鋭、面白さを感じるには元気でなければ
・・という感じもあるが、

問いの明確化、批判的な知、「文化」を一方的に語られるものとしてでなく問題にすること
(観察者の特権性の否定、「正典」化(カノン形成への異議)

政治としての文化(「リビングルームの政治学」政治性の重視)

アイデンティティーを「あるもの」というだけでなく「なるもの」であるとする
(ジェンダー、クラス、エスニシティーといった属性?)

大衆文化研究・・「大衆的なもの」を「異文化」として語るまなざしへの批判(「周縁的」「他者」)
(ちなみに、言説、視座やまなざしという言葉は、いまだにちょっとガタツクことば?)

編者の吉見俊哉氏の「才能ってのは執念だよ」というセリフは、同じく講談社選書で読んでましたっけね・・

カルチュラル・スタディーズ (思考のフロンティア)

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