Italy / ヨーロッパの旅 / 円柱フェチ

ボルゲーゼ公園ゲーテ像

Monument to Goethe

Rome – Statue of Johann Wolfgang von Goethe at Villa Borghese

2017年6月14日のボルゲーゼ公園のゲーテ像であるが・・
ローマン円柱の上に乗っているのは良いとして、
その円柱の足元の寓意像をよく見ていなかった・・
二人一組で3組あったようだが・・・。

 

https://www.flickr.com/photos/luigistrano/4524316288
「台座の付け根には、彼が活躍した芸術分野を代表する哲学、演劇、オペラの3つのグループがあります。」

https://www.walksinrome.com/blog/monument-to-goethe-villa-borghese-gardens-rome

The monument was designed by Gustav Eberlein and carved by Valentino Casali.
グスタフ・エーバーライン(1847 – 1926)がデザインした(en.wikipedia)

https://www.rerumromanarum.com/2019/07/monumento-wolfgang-goethe.html

演劇:オレステスが、イフゲーニアの足元に身を投げて投げている。
『アウリスのイピゲネイア』(ギリシア悲劇エウリピデス作)→タウリス島のイフィゲーニエ

ちなみにゲーテはイタリア滞在中、1787年であったか、「イフゲーニア」を書いていた。(『イタリア紀行』第二次ローマ滞在)


(ティシュバインがゲーテの「イフィゲ―ニア」からモチーフをとった絵)『イタリア紀行』ゲーテ全集 (潮出版1978) p315図
油絵1787年 154×117㎝  アロルゼン城収蔵(https://de.wikipedia.org/wiki/Residenzschloss_Arolsen に記述アリ)
「イフゲーニエはハミルトン夫人の似顔であるだけでなく、オレストの顔はゲーテに似ている」(図版について 高木久雄 p519)
Emma Hamilton (1765-1815)(wikipedia ゲーテへの言及アリ」)

https://seiryu-theater.jp/archives/1771
「エウリピデスの悲劇をもとに「タウリス島のイフィゲーニエ」を書き上げた。もともと国境なきヒューマニズムの持ち主であり、
加えて初めてのイタリア旅行でテンションアゲアゲだったゲーテは、争いと裏切りに満ちた物語を、愛と純真で克服する、人間讃歌へと書き変えた」



オペラ:古いハープ奏者のロテアと歌うミニヨン
「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」(1795-96)の「ミニヨンの歌」

Mephistopheles tempting Faust, on the base of Goethe statue. Villa Borghese gardens
哲学:ファウストがメフィストに誘惑される

イオニア式円柱装飾

2021年3月8日