日本のデザイン文化
クールなSymbol シンボル
荒俣宏さんも時々登場するテレビ番組 Cool Japan・・・
これはよく見ています・・
だいぶ前ですが、2008年6月の放送は
で『COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン 「シンボル」 日本のシンボル
▽家紋大好評▽ピクトグラム』
クールなシンボルとして、ピクトグラム、
マスコット天国ニッポン、クリエィティブな標識、印鑑
、家のシンボル家紋・・・が紹介されていました・・・
・・・・これは日本のデザイン文化を考える上でも面白かった・・
内容は以下・・・
関連のサイト(ブログ)
※ http://dametv.cocolog-nifty.com/blog/cool_japan/
※http://kageran.seesaa.net/
「日本は番組から、色々なサービスまで、何でもマスコットを作ってしまう」
「かわいくて親しみやすいマスコットが官公庁にまである」
消防署:キュータくん、税務署:イータくん(e-tax・・新しい仕組みを理解したもらうために役に立っている。)
難しい内容を一般の人に理解してもらうのに効果的
日本に来て驚いたシンボルは、街にあふれる「標識」・地面にも。
いつも同じ色や図柄の標識で警告するとだと飽きてしまう・・毎回違うデザインで
日本の標識は種類も豊富な上にクリエイティブ
ピクトグラム(絵文字) 日本のピクトグラムの特徴・・
シンプル
中心が大きく描かれている、
余計なものが描かれていない、
バランスがとれている
抽象的すぎず、わかりやすい
(出ていた意見)
大きな幼稚園に迷い込んだような気がする
ヨーロッパではマスコットを使う会社は信用されない
自衛隊のマスコット(ピクルス君パセリちゃん)には驚いた
日本に来てずっと気に入っているマスコットは宅配便の猫
(丁寧に運んでくれるというイメージ)
どーもくん・・モンスターだけれどかわいいイメージもあって、アメリカのオタクの間では大人気
サービスや製品を知ってもらう手段でクール
電車
車内での化粧禁止の標識に驚く・・・・ただ禁止するのでなく、お願いします、と丁寧
自動ドアのサイン、バリエーションがあってみるのが楽しみ
日本では通りがごちゃごちゃカラフルで目立たつための工夫が必要
日本のピクトグラム・・世界標準になるようなモノが生まれてクール
※Wikipediaピクトグラム
※http://pic-com.jp/01_home.htm
はんこ・・日本を代表する文化
平安時代以降、花押というサイン文化があった→花押の印章化
近くの店ですぐ買える・・偽造の虞もありどうかと思う
美しいけれど、クールとは思えない。
サインは個人のモノ、印鑑は家族で継承できる
http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10106769654.htmlより以下引用
「
日本の印鑑は、回覧版など簡単なもの用と、銀行届けなど重要な書類用の実印がある。実印は印鑑証明を届けなければならない。実印は、専門の職人に彫ってもらう。職人の眼で見ると、1mmの線のずれも許せないのだとか。だから一つとして同じ物はない。」
※
現在も閣議では花押が使われているhttp://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/1-2-5.html
豊臣秀吉の花押
家紋・・2万5千種類以上・・その家特有のシンボル
戦国時代・・旗印
元禄時代・・庶民に
本家・分家の関係
京都
大宮華紋 染色補正師森本景一
梅鉢紋・・菅原道真・・日本ならではの歴史が詰まっている
家のつながりを感じる
一番多い家紋(?)・・使用者が多い家紋
「五大紋」(Wikipedia)藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰の5つの紋
Yahoo!知恵袋 (以下引用)
「違い鷹の羽」は別名「質屋紋」とも呼ばれていました。
「違い鷹の羽」は使用している家庭が多く、たとえ質流れしてもすぐに
買い手が付くことから他の家紋よりもわずかですが質屋さんの買取価格が
高かったためにこう呼ばれたそうです。
家紋
韓国・・今はない
インド・・王室に限られ一般の人のものではない、日本では全ての家が持つ
アメリカ・・ヨーロッパからの移民で裕福な家が持つ
イギリス・・日本と違うのは紋章は個人に与えるものだということ
英国のスコットランドには氏族を表すタータンチェックがある
英国王室の紋章、最初はライオン一頭・・次第に付け加えて複雑になっていった・・
日本の家紋・・シンプルなデザインで美しい
(バランスや白と黒のコントラストも気に入っている)
日本人と結婚して、家紋があると聞きうれしくなって、名刺にも入れた
大都会で家紋が廃れていくのはかなしい、家紋はアジアの中でも日本独特の文化なので守っていってほしい
ベストオブクール
鴻上さんは・・ピクトグラム
外人さんは・・家紋・・でした・・
前者も家紋デザインの伝統があるからこそのモノに見えます。
花と家紋について・・以前のページ、また見直してからアップします2010-06-14
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