唐草図鑑

ギメ美術館


先日、フランス国立ギメ東洋美術館に行ってきました。
魅力的なガンダーラ美術に、 「ヘレニズム」とは?と改めて感じ入しました。
まずこれについては以下少々復習したところですが、その再掲から

(Wikipedia 20180822閲覧)

アレクサンダーは紀元前327年頃ガンダーラに侵攻
ガンダーラは 紀元前185年頃(ヘレニズム諸国の一つの)グレコ・バクトリア王国に支配される
紀元前90年パルティアが、 ガンダーラにギリシャ的な芸術様式を持ち込んだギリシャ人を駆逐した
我々がガンダーラ美術の発展を見るのはこの時からである

ガンダーラ美術

ギリシャ、シリア、ペルシャ、インドの様々な美術様式を取り入れた仏教美術として有名である。
開始時期はパルティア治世の紀元前50年-紀元75年とされ、クシャーナ朝治世の1世紀~5世紀にその隆盛を極めた。
インドで生まれた仏教は当初、仏陀そのものの偶像を崇拝することを否定していたが、この地でギリシャ文明と出会い、仏像を初めて生み出した
インドをはじめ、中国や日本にも伝わり、また大乗仏教も生まれた。

「兜跋(とばつ)毘沙門天像」という頭に鳳凰のついた冠をかぶった像が存在し、毘沙門天の起源がギリシア神話のヘルメース(ローマのメルクリウス)であるという説がある。5世紀にはこの地にエフタルが侵入し、その繁栄は終わりを告げた。 (Wikipedia 20180822閲覧)


⇒ ■田辺勝美 ギリシアの神々の東方伝播 風神 毘沙門天 

以下

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