藤田治彦さんの著書です。 「その生涯がヴィクトリア女王の治世と重なる19世紀のイギリス人モリスの足跡を訪ねる15の旅」 私も訪ねたくなりました。 具体的には、イギリス以外を割愛して、 1.ウォルサムストウ 2.モールバラ 3.オックスフォード 4.レッド・ライオン・スクェア 5.ベクスリヒース 6.クィーン・スクェア 7.ケルムスコット 8.チジック 9.マートン・アビー 10.ハマスミス …の10でしょうか。(藤田さんの著書の巻頭のまとめから以下に要約引用)(途中です 2009-06-10〜) |
1834年3月24日、9人姉弟の長男としてエセックス州ウォルサムストウに生まれる。
モリスが住んでいた期間…1834-48 ・1852
子供時代に住んだ3つの家のうち唯一現存する生家
=「ウォーターハウス」=ウィリアム・モリスギャラリー
*William Morris Gallery(英語)
(open Wednesday-Sunday 10am-5pm. Admission is free.)
WikipediaWilliam Morris Gallery Walthamstow
エピングの森 Woodford, located in a secluded area of the ancient Epping Forest
少年時代のモリスが遊んだ森[王室の狩猟林だった]
エリザベス女王の狩猟小屋の内部…「強烈なロマンスの感覚」(「緑樹のタペストリー」あり*?)
モリスのインテリアデザインの原型の一つ
『ウィキペディア(Wikipedia)』Walthamstow
⇒ロンドン北東、ヴィクトリアラインの終点
1848年、パブリックスクールに入学。
モリスが住んでいた期間…1848-51
パブリックスクール モールバラ校の寄宿舎
シルベリー・ヒル、ケネット川(テームズ川の支流)
River Kennet&Water Meadow
エイヴベリのセント・ジェイムズ聖堂 St.James' Chaurdh,Avebery
「ウィンドル川」*モリスは、テームズ川の支流(8)全てに、その名をつけたコットンプリントをデザインしている。
⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』Marlborough
1853年オックスフォード大学に入学。
モリスが住んでいた期間…1853-56
エクセター・カレッジが学寮だったが、マートン・カレッジの中庭や礼拝堂やニューカレッジの回廊を好んだ。
オックスフォード・ユニオンの旧討論室2階ギャラリーの壁画はロセッティやバーン・ジョーンズ、スタナブ、ヒューズとの共同作品
⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』Oxford
1861年、モリス・マーシャル・フォークナー商会のステンドグラスの工房を構えた。
モリスが住んでいた期間…1856-59(工房 61-65)
バーン・ジョーンズとボヘミアン的な共同生活を送ったテラスハウス
⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』Red Lion Square
1860年ジェイン・バーデンと結婚。
The Red House in Bexleyheath, Kent.
One of the homes of William Morris and Jane Morris,
designed by Morris and the Philip Webb
モリスが住んでいた期間…1860-65
ジェインはオックスフォードユニオンの壁画制作中にロセティがモデルに採用した女性。 建築家ウェッブの設計で家を建て、自分たちで内装をしたのが商会設立の基礎となった。
1865 年
モリスが住んでいた期間…1865-72
https://en.wikipedia.org/wiki/Kelmscott_Manor?uselang=ja
1871年 ロセッティと共同名義で借りた別荘
モリスが住んでいた期間…1871-96
ケルムスコットのセント・ジョージ聖堂の墓地にモリスの墓がある
https://www.kelmscottmanor.co.uk/visiting/
ケルムスコット・マナーの開館日は4月から9月までの毎週水曜日とその間の8回の土曜日のみで、時間は午前11時から午後5時まで、土曜日は午後2時から5時までのたった3時間のオープン。
1860年
モリスが住んでいた期間…1872-78
1881年マートンにモリスは工房を移した。
モリス工房があった期間…1881-96
1878年モリスは、ハマスミスのアッパー・
マル26番地に転居した。
■https://en.wikipedia.org/wiki/Hammersmith
モリスが住んでいた期間…1878-96