唐草図鑑

フランスの芸術

彫刻美

ロマネスク彫刻 


サン・ラザール大聖堂とロラン美術館


仏蘭西のブルゴーニュ地方のオ―タンにある サン・ラザール大聖堂(1120年)とロラン美術館・・イブの像は、たしか、私が初めて見たのは「岩波美術館」であったか・・。(探してみます)


・・美術出版社 (1963 ルイ・ブレイエ)ですね

サン・ラザール大聖堂はロマネスク彫刻の傑作を有することで世界的に知られる


オ―タンAutunは人口1.5万人の規模しかないらしい。フランス中東部の町。ガリア人アエドゥイ族の本拠地、元ブルゴーニュ公国領。

WEB検索

◎完璧
http://www.paradoxplace.com/Photo/France/Burgundy/Autun/
○説明展示文写真つき
https://www.flickr.com/photos/jaufre-rudel/

○饗庭孝男さん(フランス文学・文芸評論家 1930‐)による旅行記 PDF
『石と光の思想 ヨーロッパで考えたこと』 『中世の光 ロマネスクの建築と精神』 1984年

・・・・以下おまけ・・日本人の旅行記録など・・・・・・・・・

http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/p-2005fraautu.html

http://www.pbase.com/alastairneil/autun

http://www.sacred-destinations.com/france/autun-cathedral

http://sacred-destinations.blogspot.jp/2008/06/autun.html

http://informative.seesaa.net/pages/user/m/

地球の歩き方 A06 フランス 2014-2015

世界美術大事典(ファブリ・ボンピアーニ版)

「世界美術大事典」1-p354(小学館1988 相賀徹夫編集著作者)

ハンセン病の守護聖人ラザロに奉納された。
1120~20年間で完成、1147年近くのサン・ナザール聖堂からの聖遺物を安置・・ 火災のため鐘塔崩壊、内陣破損。15世紀に拡張・改修、身廊翼廊交差部に、尖塔付きの鐘塔再建
大法官ニコラ・ロランの息子の枢機卿ロランの発案によって、アプシスの一部に手が加えられ、新たにリブつきドームや大窓のある開口部が作られた。このほか、いくつかの祭室も増設された。
聖堂内部では、ひときわ高い身廊中央部が、クリュニー修道院と同じように、 尖頭ヴォールトによって覆われているのに対し、 側廊は交差ヴォールトで覆われている。
側廊の大アーケードは、十字型断面をもつピアに支えられた尖塔アーチを連ねるもの。
大アーケードの上にはトリフォリウムクリアストーリー(高窓)の列がある。
このほか、特筆すべき、斧として、聖堂外部を飾るおびただしい数の彫刻群がある。
中央扉口のテュンパヌムの『最後の審判』(1130~35)は、彫刻家、ギスレベルトゥスによるロマネスク彫刻の傑作の一つである。
テュンパヌムの周囲には黄道十二宮月暦を描いたメダイヨンが配されている。
このほか聖堂内部のピアの柱頭にも、見事な装飾彫刻が施されている。
※太字は項目のある用語(総項目数7,300)
※キリストの足の下に彼の名前を署名した。http://www.allposters.co.jp/-sp/West-Portal-Tympanum-

パリにオープンしたの建築・文化財博物館http://www.citechaillot.fr/にタンパンの複製がある(書名は複製されていない)



こちらで建物を外観しながら、バーチャルで歩けます

ここで、大聖堂近くのロラン美術館にある「イヴの誘惑」(サン・ラザール大聖堂の北扉口タンパン下にあったもの)
その植物文様であるが、
イブは左手で「リンゴ」(禁断の木の実)を取っている。リンゴには見えないのだが。陰部を隠す植物は、葉とその葉身のような茎の先に実が一つづつついている。その意匠は、マツボックリがついているようにも見える。ユニークな植物。

レリーフの各部分に縁飾り的な模様が見られる・・・

 http://www.shinchosha.co.jp/tonbo/blog/kanazawa/2012/02/20.html

「改めて読み直してみると、蛇がエバに「善悪を知る木」の実を食べるようすすめてなどいないことに驚きます。と」(by・・)



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