『中国の神話伝説』 (袁 珂著, 鈴木 博 訳– 青土社1993/4/1刊)執筆は1983年春節前夜
『中国の神話伝説』目次
|まえがき|
序論篇|
開闢篇|
黄炎篇|
尭舜篇|
羿禹篇|
夏殷篇|
周秦篇|
索引|
序論篇 第四章に至って、
日本の(慶応大学の)伊藤清司教授(一 九二四― )が多数の論考を発表しており、有用なこと はいうまでもないか、また緒についたばかりである。
わが国についていえば、『山海経』についての多面的な研究ははるかに立ち遅れており、はては神話伝説面の研究さえきわめて不充分である。
・・と日本の研究者が称揚されていたので、少し
チェックしておきたい。
中国神話の研究における第一人者は、現代中国神話学の大家である袁珂(えんか)(1916-2001)です。
『中国古代神話』『中国神話伝説』などの名著で散逸していた神話を体系化し、中国神話学会主席も務めました。日本や中国の近代では、魯迅、茅盾、聞一多らが研究の基礎を築いています。
中国神話、および日本神話との比較研究において著名な日本人研究者 特に伊藤清司氏、大林太良氏などがこの分野の基礎を築いたとされています。
伊藤清司(1924- 2007)(wikipedia)
日本の中国文化学者。慶應義塾大学名誉教授。
伊藤清司(いとう せいじ)日本の神話学者、中国文学者。中国神話研究の第一人者として知られ、『日本神話と中国神話』『中国の神話』などの著書で、中国の神話が日本神話の形成に与えた影響を分析しました。
大林太良(おおばやし たりょう)日本神話学者、文化人類学者。日本神話の構造を比較神話学の視点から研究し、東アジア(中国を含む)の神話との関連性を論じました。
(wikipedia)1929- 2001日本の民族学者
大著『銀河の道 虹の架け橋』(小学館、1999)
世界中の神話の中で太陽や月、星、王権や死などがどのように語られているかを項目ごとにまとめる壮大な作業に着手
諏訪春雄(すわ はるお)日本文学・神話研究者。中国の少数民族の神話や、伏羲・女媧(ふくぎ・じょか)の兄妹婚神話などが日本神話に与えた影響について、詳細な研究を行っています。
(wikipedia)鈴木正崇(すずき まさたか)宗教学者、宗教人類学者。中国貴州省などの少数民族神話を含め、アジアの宗教と神話を調査しています。
以上のように、これから読んでいこうとしている袁珂が、中国神話研究の第一人者であるが、日本の研究者3名が挙げられていました。
2026年4月刊の
最新のもので、図版多数という書はこちら・・・
こちらの表紙を見る限り、そう新しい図が見られるというわけではないようですが、
とりあえず
中国の神話・伝説 (ちくま学芸文庫) – 2026/4/11
伊藤 清司 (著)(Anazon)
このページでは、日本の中国神話研究者を見ました。
他に 漢籍の『書経』、『春秋左氏伝』、『国語』、『周書』などや
【爾雅】のチェック、歴史時代区分を参照できるぺージも必要のようで、こちらにつづておきけたい・・、
→中国年表と漢籍
『中国の神話伝説』を読む目次index|
まえがき|
序論篇|
開闢篇|
黄炎篇|
尭舜篇|
羿禹篇|
夏殷篇|
周秦篇|
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