『中国の神話伝説』 (袁 珂著, 鈴木 博 訳– 青土社1993/4/1刊)執筆は1983年春節前夜
『中国の神話伝説』目次 |まえがき| 序論篇| 開闢篇| 黄炎篇| 尭舜篇| 羿禹篇| 夏殷篇| 周秦篇| 索引|
前ページ:まえがきと序論篇第一・二章につづき、 序論篇を読み進めたい。
しかし 序論篇 第四章に至って、
日本の(慶応大学の)伊藤清司教授(一 九二四― )が多数の論考を発表しており、有用なこと はいうまでもないか、また緒についたばかりである。
わが国についていえば、『山海経』についての多面的な研究ははるかに立ち遅れており、はては神話伝説面の研究さえきわめて不充分である。
・・と日本の研究者が称揚されていたので、少し
チェックしておきたい。
伊藤清司(1924- 2007)(wikipedia)
日本の中国文化学者。慶應義塾大学名誉教授。
また、漢籍の『書経』、『春秋左氏伝』、『国語』、『周書』などや
【爾雅】も出てくるので、そのチェック、歴史時代区分を参照できるぺージも必要のようで、まずこちらにつづておきけたい・・、
このうち、歴史区分の方は、中国史の勉強で作ったページがあったはずですが、不明です・・のちほど再掲します。
20260323現在
それは、ふつうのページでなく、2023年12月作成のアドベントページでしたので、以下、編集再掲することにします・・
| 年代 | 時代 | |
|---|---|---|
| BC2000 | 三代 夏・殷・西周 |
三皇五帝 |
| BC770 | 東周 | 都を鎬京(西安市)から東の洛邑へ |
| BC770-BC221 | 春秋戦国 |
覇者 春秋五覇 諸子百家 宋襄の仁 |
| 鼎の軽重を問う 戦国七雄 戦国四君 稷下の学士 |
||
| BC221-206 | 秦(China) | 法家思想 万里の長城 |
| BC202-AD220 | 漢 | 垓下の戦い 劉邦(武帝) |
| 220-280 | 三国時代 | 黄巾の乱 赤壁の戦い 三国志演義 |
| 265-420 | 晋 | 八王の乱 江南の健康 |
| 304-439 | 五胡十六国 | 北方民族の南下 淝水の戦い |
| 439-589 | 南北朝時代 | 六朝文化 陶淵明、顧愷之 |
古代
中国史であるが・・南北朝までで。
南北朝というと・・
こんな図ですか・・
地理については、中国文明地理ということで、右の項目へ。
ちらも脱線が多いかもで、のちちほど追加再掲したい・・
| 先史時代 | |||||||||||
| 三皇五帝 (古国時代) |
(黄河文明・ 長江文明・ 遼河文明) |
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| 夏 | |||||||||||
| 殷 | |||||||||||
| 周(西周) | |||||||||||
| 周 (東周) |
春秋時代 | ||||||||||
| 戦国時代 | |||||||||||
| 秦 | |||||||||||
| 漢(前漢) | |||||||||||
| 新 | |||||||||||
| 漢(後漢) | |||||||||||
| 呉 (孫呉) |
漢 (蜀漢) |
魏 (曹魏) |
|||||||||
| 晋(西晋) | |||||||||||
| 晋(東晋) | 十六国 | ||||||||||
| 宋(劉宋) | 魏(北魏) | ||||||||||
| 斉(南斉) | |||||||||||
| 梁 | 魏 (西魏) |
魏 (東魏) |
|||||||||
| 陳 | 梁 (後梁) |
周 (北周) |
斉 (北斉) |
||||||||
| 隋 | |||||||||||
| 唐 | |||||||||||
| 周(武周) | |||||||||||
| 五代十国 | 契丹 | ||||||||||
| 宋 (北宋) |
夏 (西夏) |
遼 | |||||||||
| 宋 (南宋) |
金 | ||||||||||
| 元 | |||||||||||
| 明 | 元 (北元) |
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| 明 (南明) |
順 | 後金 | |||||||||
| 清 | |||||||||||
| 中華民国 | 満洲 | ||||||||||
| 中華人民 共和国 |
中華 民国 (台湾) |
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中国の二十四史
「正史」とは:(コトバンク)
中国文学者の高島俊男が「正史の正は正しいの意味ではなく、正式の正である」と述べたようにあくまでその時代の政府によって作られた歴史書
正史のうち初めの四書
四史 - 『史記』・『漢書』・『後漢書』・『三国志』
中国では、当初は『春秋』のように編年体の史書が一般的であったが、司馬遷の著した『史記』以来、紀伝体が盛んに行われるようになった。
史記を継いで前漢王朝一代の歴史書とした班固の『漢書』からは王朝ごとに時代を区切った紀伝体の史書(いわゆる「断代史」)の体裁が流行した。
「史記」「漢書」をはじめ、西晋の陳寿が書いた『三国志』、宋の范曄が書いた『後漢書』、梁の沈約が書いた『宋書』など、当初の紀伝体史書はみな個人の撰であった。
歴史文学としての側面もあった。
主
二十四史(にじゅうしし)とは、清代に標準として制定された『史記』から『明史』までの24部の正史をいう。二十四史
司馬遷『史記』
班固『漢書』
范曄『後漢書』
陳寿『三国志』
房玄齢等『晋書』
沈約『宋書』
蕭子顕『南斉書』
姚思廉『梁書』
姚思廉『陳書』
魏収『魏書』
李百薬『北斉書』
令狐徳棻等『周書』
魏徴・長孫無忌等『隋書』
李延寿『南史』
李延寿『北史』
劉昫等『旧唐書』
欧陽脩・宋祁『新唐書』
薛居正等『旧五代史』
欧陽脩『新五代史』
脱脱等『宋史』
脱脱等『遼史』
脱脱等『金史』
宋濂等『元史』
張廷玉等『明史』
(wikipedia)
中国春秋時代を扱った歴史書 中国古典の代表的な史書として挙げられるのは、『春秋左氏伝』、『史記』、『漢書』と、この『国語』(wikipedia)
唐の令狐徳棻らが太宗の勅命によって撰した紀伝体の断代史で、二十四史の一つである。西魏、北周両朝の歴史を記録した正史である。(wikipedia)
主な中国の古文書と特徴
媒体の進化: 漢字は甲骨文字(亀の甲羅・牛の骨)から、竹簡・木簡(木や竹の薄板)、帛書(絹)を経て、紙へと変遷した。
敦煌文献(とんこうもんじょ): 20世紀初頭に莫高窟で
発見された、4世紀から11世紀頃の数万点の古写本(仏典、歴史書、契約書など)。
簡牘(かんとく): 木簡や竹簡に記された公式文書や荷札。漢代の行政や生活の実態を記録。
帛書(はくしょ): 絹に書かれた書物。戦国時代から漢代にかけての思想や科学書が発掘されている。
古籍(古典・正史): 『尚書』『文選』『山海経』など、書物として伝承された古典。
四書五経(ししょごきょう)は、儒教の経書の中で特に重要とされる四書と五経の総称。
四書は『論語』『大学』『中庸』『孟子』、五経は『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』をいい、五経を以て四書よりも高しとする(wikipedia)
『書経』(しょきょう)は、中国古代の歴史書で、伝説の聖人である堯・舜から夏・殷・周王朝までの天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒・戦いに臨んでの檄文などが記載されている。(wikipedia)
孔子の編纂と伝えられている歴史書『春秋』(単独の文献としては現存しない)の代表的な注釈書の1つで、紀元前700年頃から約250年間の魯国の歴史が書かれている。(wikipedia)
儒教では周公制作説があるが、春秋戦国時代以降に行われた古典の語義解釈を漢初の学者が整理補充したものと考えられている。『漢書』芸文志には3巻20篇と記載されているが、現行本は19篇である。(wikipedia)
漢籍(かんせき)とは、中国大陸において著された書籍であり、一般には漢文で書かれた書物を指す。 中国の伝統的な図書分類法である経・史・子・集という四部分類で分類される。 (wikipedia)
経部(けいぶ)
儒教の経書および注釈等。訓詁学の辞書も含む。
史部(しぶ)
歴史・地理。加えて法令・詔勅・公文書等も含む。
子部(しぶ、こぶ)
諸子百家とその後継者(道教や農書や兵法書)を始めとして、仏教、医学・数学・暦学・術数学等の科学技術、美術、類書、譜録(骨董品やゲーム、動植物の専門百科事典)など多岐にわたる。
集部(しゅうぶ)
詩賦・白話小説などの文学作品と文芸評論
(wikipedia)
「裏切り者の中国史」 (講談社学術文庫)
2024/1/15
井波 律子 (著)
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中国古典の第一人者・井波律子氏による評伝集にして、中国史・中国文学のファン必携の一冊。
【主な登場人物】
・母国の君主に父兄を殺され、敵国の呉に奔った伍子胥(ごししょ)
・品行方正を装い、世論を操作して王朝を簒奪した王莽(おうもう)
・三世代かけて国を滅亡させた諸葛亮のライバル司馬懿(しばい)
・貴族に出し抜かれ、皇帝になりそこなった繊細な桓温(かんおん)
・反乱を引き起こすも、夢半ばで息子に殺された安禄山(あんろくざん)
・英雄を処刑したため、中国史上最も忌み嫌われた秦檜(しんかい)
・恋人を奪われて激怒し、身を売り国をも売った呉三桂(ごさんけい)
ほか、呉起、始皇帝、商鞅、張儀、蘇秦、趙高、則天武后、楊貴妃、項羽、劉邦、諸葛亮、永楽帝、朱元璋、李自成など多数。
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『中国の神話伝説』 :まえがき
中国年表と漢籍 (このページ)
これ以降の序論篇各章は、著作権に配慮して、非公開で逐暦読みします)
(要パスワード)
序論篇第一・二章
序論篇第三章
序論篇第四章
序論篇第五章
~~以下 『中国の神話伝説』を読む、続く~~