Wall reliefTemple of Kom Ombo(wikimedia)
紀元前4世紀―紀元前1世紀
wikipediaにも「「獅子頭の女神セクメトは、世界中のエジプトコレクションで最も多く所蔵されている神である。」とあるように、各国のエジプト博物館でよくお見かけしたが、この文化遺産オンラインを見ると、
日本にもかなりきているのですね。
(以下画像はwikimedia)
古代エジプトでは、セクメトは戦争と癒しの女神と考えられていました。
手にアンクを持つ。
WEB検索 Seshat's Grafix
「ライオンの頭を持つ女神としては、古代エジプトのセクメトが有名です。彼女は戦争、破壊、疫病を司る攻撃的で恐ろしい神とされ、太陽神ラーが地上を罰するために遣わしたとされています。また、メンフィスの三神の一柱でもあります。」(日本の文化遺産オンライン)
メンフィス(Memphis)
古
王国時代のエジプトの首都
第3王朝から第8王朝 と第25、27、30王朝
en.wikipedia(―List_of_historical_capitals_of_Egypt)
Egyptian_chronology エジプトの年代記
古王国時代は紀元前27世紀
古王国時代(第3~第6王朝)
メンフィス とは、現代で言うエジプト・アラブ共和国北東部の都市ギーザの20キロメートル南、現在のミート・ラヒーナ近郊に位置する古代都市の遺跡である。
( wikipedia)
![]()
Ramesses-Ptah-Sekhmet
Egyptian Museum
創造神プタハ、その妻セクメト、そして彼らの息子ネフェルテムからなるメンフィスの三柱の神はこの都市における信仰の中核
ライオンの頭部を持つ女性の姿で表された女神で、
夫のプタハと子のネフェルテム神とともに
メンフィスのトリアド(三柱神群)を形成しました。
「怒れるラー神の目」として
太陽神の反乱者(人間)を殺戮する役目を持っていたが、
病気から人々を救う神ともなり、
この女神の神官団は医師や獣医が集まっていたようです。
テーベ(Thebes)
中
王国新王国時代のエジプトの首都
第11王朝、第16王朝から第19王朝、第25王朝
中王国時代は紀元前21世紀、新王国時代は紀元前16世紀半ば
第一中間期(第7または第8~第11王朝))
中王国時代(第12~第13王朝)
第二中間期(第14王朝~第17王朝)
新王国時代(第18~第20王朝)
(wikipedia)History_of_ancient_Egypt
![]()
Theban Triad on barge
The triad of Thebes consisted of
Amun (father), Mut (mother), and Khonsu (son)
セクメトは
カルナックではムゥト女神と同一視され、
アメンヘテプ三世時代にはムゥト女神神殿内に大量のセクメト女神像が据えられました。
![]()
カルナック神殿とルクソール神殿とを結ぶスフィンクスの道(2キロ)
ムトウ女神というのは、テーベの初期の神々である地母神ムト。
ムトの神域 (Precinct of Mut)は、 カルナック神殿のアメン=ラーの神域 (Precinct of Amen-Re) とルクソール神殿の間にある・・
今回googleeマップでみると。カルナック神殿(神殿複合体は広大な古代宗教遺跡・・
主な建設工事は、テーベが統一され、古代エジプトの首都になった第18王朝(紀元前1550-1295年頃)であったという・・(wikipedia)
一方
ルクソール神殿は、カルナック神殿の中心を形成するアメン大神殿の付属神殿で、第18王朝~第20王朝(紀元前1550-1069年)のもの。少し新しく、2021年11月25日、70年以上を要した修復工事も終了した。
古代エジプトの偉大な成果である二つの神殿(ルクソール神殿とカルナック神殿)及び、王家の谷と王妃の谷は、
「古代都市テーベとその墓地遺跡」として1979年、ユネスコの世界遺産に登録されている。
ザヒ・ハワスはルクソール遺跡を「世界最大の野外博物館であり、紀元前2000年の第11王朝時代からローマ時代までのエジプトの歴史を語る世界最大の考古学遺跡」と呼んだ。(wikipedia)
ムト崇拝が終わると、複合体の役割も終わった。その後の時代において、その神域はずっと放置されていた。今日、この神域はほとんどが破壊されており、何百体もの女神セクメトの彫像がその場所の中央部全面にわたって散在している。ここは一般には非公開となっている。
(カルナック神殿―wikipedia)
テーベの市域には、カルナックとルクソールが本来立っていたナイル川東岸と、上流階級と王家の墓地と葬祭殿群によるネクロポリス がある西岸地区が含まれる。
Papyriform columns and statue of Ramesses II in the temple of Luxor.
現在のエジプトは観光国で、ルクソール国際空港には関空から週2便直行便があるという。
神殿域には空港から車で20分という・・
近く感じるが・・(;^_^A(テーベ―wikipedia)
アブシンベル神殿は、「10月22日と2月22日の年に2回、太陽の光が神殿内部を通過し、神殿の壁と奥の4体の像のうち、冥界神であるプタハを除いた3体を照らすように設計された」ということで、この日を目指してに旅する日程が賢い選択とのことだ‥

Coat of arms of Giza Governorate
エジプト第四王朝の諸王によって三大ピラミッドや寺院群が築かれた。
![]()
The temple of Kom Ombo, an unusual double temple
built during the Ptolemaic dynasty
in the Egyptian town of Kom Ombo.
(wikimedia)
コム・オンボにあるセベクとハロエリスの神殿の
柱に彫られたセクメト女神を表す浅浮き彫り。
