
Les Très Riches Heures du Duc de Berry
The Adoration of the Magi Folio 52r
ペリー公の時禱書
動物シンボル事典
p288
ジャン・ポール クレベール (著)大修館書店 (1989/10)
この辺り、どうもこちらには、ヒョウとライオンは区別がむずかしい。
聖書の中に、ダニエルが幻の中で見た、奇妙な豹、「豹のような生き物で、背中に鳥の翼が四つある怪物」がいるという。
レオパルドとパンサー(象徴)
動物シンボル事典 (p272)
これでは芳香の逆である・・いったいどうなっている?www
また、「豹紋皮のゆえに、ヒョウはキリスト教会の博士たちからサタンの支持者とみなされていた」ともある。
『歴史としての身体―ヨーロッパ中世の深層を読む
』
池上 俊一/著 柏書房 1992年刊
→身体の中世 (ちくま学芸文庫)
2~4世紀のギリシア語の『ピュシオロゴス』(*1)という動物誌にもすでに書かれている。
アリストテレス?
以下、プリニウスの「博物誌」
8-62,64
ヒョウは明るい地色の上に眼のような小さい斑点を持っている。
すべての四つ足動物は不思議にヒョウの匂いに引き付けられるが、その頭の獰猛な顔つきにはど胆を抜かれるという。そういう理由で、ヒョウは頭を隠し、他の魅力によって誘い寄せて彼らをとらえる。
グナエウス・アウフィデウスは…競技場の見せ物として輸入する決議を通過させた。さらにスカウルスは、彼が造営官であった際、初めて150頭の雌ヒョウの一群を行進させた。

ヒョウの背に乗るディオニュソス
「プリニウスの博物誌」図55 デロス島出土モザイク画
ヒョウはまた、ディオニュソスの
持ち物
「動物シンボル辞典」には
ギリシアの壺絵のディオニュソスの聖獣としてのパンサーの写真が載っている。(p289)
ディオニュソス Dionysos
(バッカス)のまとめ
このページで見たこと。
ヒョウが芳香を吐くというのは、2~3世紀のギリシアの動物誌(フィシオログス)に書かれ、中世の人びとには前提事項で「パンサー」をキリストのシンボルにした。
・・ということで、中世の動物誌
フィシオログスについては、さらにアリライオンのことをこちらにかきました。
「フィシオログス」(Physiologus)
動物寓意譚
今後みたいと思っているのは、ヒョウ/
ライオンの紋章で、
続けます・・
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first update:2011年 3月21日(月), 2018年、LastModified:2025/10/25