聖樹聖獣文様
ネコ科の動物 (a feline)
ヒョウ亜科 Pantherinae
ネコ亜科 Felinae
いろいろな動物名が出てきても、違いがほとんどわかっていない私であるので、ここで整理します。
まず、ネコ科のうちのヒョウ亜科 Pantherinaeに
ライオン、トラ、ジャガー、ヒョウ、それとは別に、ネコ亜科 Felinaeに属する、チーター、ピューマ、オオヤマネコ・・は、そこまで大型でないということでいいでしょうか・・・・
※天王寺動物園の動物図鑑
Wikipediaネコ科(学名:Familia Felidae、英語名:Felids)
ネコ亜科 Felinaeとヒョウ亜科 Pantherinae
ほとんどの地域で食物連鎖の頂点にいる
ネコ科は便宜的に(系統と無関係に)大型ネコと小型ネコに分けることができる。
大型ネコには
よく知られる猛獣のライオン、トラ、ヒョウ、ジャガー、チーターなどが含まれる。
小型ネコには
オオヤマネコ、ピューマ、ボブキャットなど
The Big Cat・・
a feline大型猫科動物について、
さらに腑分け必要ですが、
ネコ科ヒョウ属
出典: フリー百科事典(Wikipedia)
ヒョウ属四種
属 : ヒョウ属 Panthera
#
ライオン(シシ) Panthera leo
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ジャガー Panthera onca
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ヒョウ Panthera pardus
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トラ Panthera tigris
「最初のネコ科の動物が現れたのは始新世のことであり、4000万年ほど昔のことである。人間にとってもっとも身近な種であるイエネコが人間に飼われ始めたのは4000〜7000年前からとされている。」
ジャガーとヒョウの違い
ジャガー(Panthera onca)
メソアメリカの最強アニマル=ジャガー
Signo_Ocelotl
「
古代マヤ・アステカ不可思議大全」には
ジャガーの神話も出てきます・・
斑点のわけ・・
なんでも、太陽になる儀式で、お供でワシとジャガーが火の中に飛び込んだのだが、火はすでに消えかかっていて、
焼け焦げができただけだったという。
このことによりジャガーに黒い斑点がつき、鷲の羽も黒くなったという・・・・この勇気を買われてアステカ軍のマスコットになったと・・(ボルボニックス絵文書)
(p227)
WEB検索
Wikipedia
ジャガー(Panthera onca)は、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属
体色は黄色で、背面には黒い斑紋に囲まれたオレンジ色の斑紋(梅花紋)が入る。
ヒョウと似ているが、
輪の中に黒点があること、
ジャガーの方が体格が頑丈で、頭骨が大きく足が短い ・・
ここで荒俣宏さん。
2010年2月新刊の「アラマタ美術誌 」
第1章は
影の話です
第2章はうわべの話です。
いや、・・なんという調子で紹介するのか(笑)
荒俣宏さんの「アラマタ美術史」第3章の、この本の結びのあたりには(p278)
困ったことに(?)
「ヒョウ、チーター、ジャガー」という言葉も出てきてしまうのです。
ボティコンシャスということで。
「人間のボディを個性的で素直な、ワイルドで無節操でスピード感ある曲線として強調する・・
猫系で言えば、ヒョウやチーターやジャガーの身体
「ライオンやトラのようにのようにぼてっとしたパワフルな身体ではなく、
やたらと速く走る、しなやな身体」
・・とあります。
なるほどね・・・
チーターとヒョウの違い
チーター(Acinonyx jubatus ; 英語: cheetah)
古代エジプトのチーター・・確かに人間と比べて大きいとは言えなそう
William Adolphe Bouguereau:Bacchante on a Panther
ヒョウはこのくらい大きい
(バッカス、バッコス神の巫女あるいは女性信者
(a priestess or votary of Bacchus)が乗る)
leopardとpantherの違い
ヒョウ Panthera pardus
leopard
(パンサーとレオパルドのページより再掲しておきます)
ヒョウleopardはピューマと同系で、シンボルをともにする。
語源的には、leo-pardusという名称は、
ライオンとピューマの合の子という、想像上の動物につけられたもの
イメージ・シンボル辞典P391
ピューマ
ネコ亜科
ピューマ(学名:Puma concolor、英語名:Cougar)は、南アメリカ大陸のほぼ全域と北アメリカ大陸の広域に生息する、ネコ目(食肉目)- ネコ科の大型肉食性哺乳類の一種(1種)
ネコ科の中では、ヒョウ、ライオンなどのヒョウ亜科ではなく、イエネコを含むヤマネコと同じネコ亜科に属し、ネコ亜科では最大級の大きさ
オオヤマネコ属 Lynx
13世紀の狐物語のライオン
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