聖樹聖獣文様
唐草図像
マカラ
入口か出口か
入り口なのか出口なのか?・・と、フランシス・ハックスリーは
「
龍とドラゴン -幻獣の図像学- イメージの博物誌 13
」で ・・・
「ドラゴンの口の中にいる人は、これから飲みこまれようとしているのか、はたまた出てくるところなのか」この判定は難問だと・・(p80)
問題はマカラです・・
フランシス・ハックスリーは この書でアンコール・ワットの、入口であることを告知する龍
マカラ龍の説明をしている。
また龍の9の子供のうち2つが、ヴェトナムの寺院の装飾となっていて、、
龍の第三子は、
ものを呑むのを好むので、もろもろの悪を飲み込むために屋根の棟木に置かれ、
龍の第四子)はもろもろの善をまき散らすのでひさしに置かれている、という。
(
F・ハックスリーの詳しくはこちらから)
マカラは、
恭しく、何より、ライオンを生み出しているように見えるが・・
少し見ていきたいと思います・・
Lionを生むマカラ
Stone makara sculptures at the Candi Kalasan
Makara disgorging a lion-like creature on corner of a lintel on one of the towers) surrounding the central pyramid at Bakong, Roluos, Cambodia
Makara on lentil from Sambor Prei Kuk temple, Kampong Thom City, Cambodia
蛇を生むマカラ
Makara with Nagas, Wat Suthat, Bangkok, Thailand
蛇(ナーガ)を生むマカラと波文 タイ
鰐型
本題へ(立川武蔵さんの『聖なる幻獣』を読む・・第2章マカラ)
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