棕櫚(ナツメヤシ)棕櫚(ナツメヤシ)はまず古代メソポタミアやエジプトで 聖樹であった 常緑で生命と繁栄の象徴(文様辞典より)古代ペルシアでは |
アルスラン・タシュの象牙(「シリア国立博物館」蔵 ) 紀元前1千年紀 有翼グリフィンも 魅力的である 古代アラム (現シリア) の中心都市ダマスカス Damascus アッシリア王がダマスカス王の家具飾りを 略奪し、持ち帰ったものという。 中央の聖樹のデザインは アイオリス式柱頭・・・・ 基本的にはイオニア式と変わらないのですが、 柱頭だけは独自の様式を持っています。 イオニア式の原形である渦巻き型の間に パルメットを挿入した形をしています。(講談社 世界の博物館18 増田精一・杉村棟編 昭和54年刊) アルスラン〜モンゴル語では「獅子」 大英博物館のよりEGYPT的なものと比べるのも面白い。 グリフィン⇒スフィンクスへの変化がわかります。 Ivory plaque depicting a winged sphinx Phoenician, 9th-8th century BC Found at Fort Shalmaneser, Nimrud (ancient Kalhu), northern Iraq Austen Henry Layard (1817-94), archaeologist その他大英博物館の次のページで いろいろオリエントの文物を見られます 大英博物館のCONPAS
タンムズ (Tammuz)・・・四季の神
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植物を縛リ付ける行為は 生育神の死=夏を意味するという |
聖樹文様(平凡社百科辞典 長田玲子)
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布に描かれた世界の生命の樹(法政大学教授田中優子) 生命の樹は、世界中に認められる樹木崇拝と、 人々の生命、世界、宇宙に対する畏敬の念とが結びついて誕生したものと考えられる。 それらの多くは、タペストリーや絨毯などの布に描かれた。 by大阪大学理学研究科の連携大学院(生命誌研究館) 季刊誌「生命誌」通 巻25号 生命樹の布 |
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