第1図は「メソポタミア文明の時間的位置づけ図」
メソポタミア文明が続いた期間と、終わってから現在までの期間はほぼ同じという図示。・・・
なるほど!・・と。
もう一つ、日本でしか通用しない用語「古代オリエント」の話はこちら
[古代メソポタミア史のなかでも、シュメール人が活躍した前3000年紀における王権のあり方を概説。宇宙観・自然観・神話・神とのかかわりを通じて、山岳地帯
ジャジーラ(アラビア語:《島》)
沖積平野
シュメール文化:紀元前6千年紀中頃
ハッス―ナ文化・ハラフ文化:シュメール文化より先
降水量に恵まれた上ジャジーラにおこった
農業を生業とする村落文化
サマッラ文化:ハッス―ナより先ハラフより後
灌漑農業
ウバイド期:紀元前5500年頃
メソポタミア南部(エリドゥ遺跡・・「神殿」に発達して行った様子が見られる)
サマッラ文化からの灌漑技術
ウルク期:紀元前4千年紀
古代文明最古の都市文明(ウルク=現在のワルカ遺跡)
ウルク期末に文字が出現 複雑な官僚組織が出来上がる
ジェムデト・ナスル期:紀元前3200~前2900年頃
初期王朝時代:紀元前2900=前2335年)
初期王朝第3期後半から様子がわかってくる:20以上の都市国家が分立していた
アッカド王国時代:紀元前2335年~
サルルゴン
孫ナラム・シン
五代で事実上終わり
ウル第三王朝時代
古バビロニア時代・古アッシリア時代
中バビロニア時代・中アッシリア時代
(カッシート王朝、ミタンニ王国)
新アッシリア時代・新バビロニア時代
アッシリア帝国、新バビロニア王朝
アケメネス朝ペルシア(~紀元前331年)
この中田一郎さんの『メソポタミア文明入門 (岩波ジュニア新書) 』に挙げられている、巻末の詳しくみたいならこれ、という本(2007年3月刊)
『古代オリエント事典 』(岩波書店2004)この後読んでスリリングだったのは、文物の図説で、図説 メソポタミア文明 (ふくろうの本/世界の歴史)
「紀元前3500年頃、ティグリス、ユーフラテス川流域に発祥したメソポタミア文明。その都市国家・帝国像を、出土した遺物やそこに記された楔形文字などから読み解く。」⇒ウルクの大杯などがでています・・ムギとヒツジ・・・・
このあと、 『歴史学の現在 古代オリエント』 前田 徹、小野 哲 他著 と『古代のメソポタミア (図説世界文化地理大百科)』 M・ローフ著 松谷 敏雄 (監訳) を見てみます
→→こちらに続けます