聖樹聖獣文様
「角のある』動物たちの仲間、雄ヒツジはしばしば選ばれて、生贄という判然としない栄誉を受けて神に供された。そのため、人類のために、神である自らに捧げる生贄として、死んでいく神と同一視された
太陽神は、天界の雄ヒツジであるアリエス(牡羊座)と関連があった。
雄ヒツジのアリエスは聖なる年の始まりを示し、時がくると死んで、そして新しいアイオーン(年の神)となって再生する。※1
エジプト人はアリエスを、アメン・ラ―と呼んだ。
「やぶに捕われた雄ヒツジ」※2
聖書・・
イサクに代わっていけにえとなった雄ヒツジ(『創世記』22:13)
ゼウスにいけにえを捧げるボイオティアの儀式
王の息子の代わりに「金羊毛皮」の雄ヒツジを捧げた。※4
イスラエルでは、「聖なる雌ヒツジ」であるラケルの夫として神聖視された
聖書の物語によれば、ラケルは後に、イサクの化身であるヤコブと結婚した
かっては聖書の神は雄ヒツジの角をつけたが、のちに角は悪魔の頭につくものになった。※3
アブラハムが目を上げると、やぶに角を引っ掛けている1頭の雄羊がいた。 アブラハムは雄羊をとり、イサクの代わりに全焼の生贄として捧げた。 アブラハムはこの場所をアドナイ・イエル(主の山の上には備えがある)と名づけた。
※3.Wikipediahttp://en.wikipedia.org/wiki/Christian_teaching_about_the_Devil春の最初のサイン(十二宮)である白羊宮は、春分から穀雨直前まで太陽が位置するサイン
薄田泣菫〈 すすきだきゅうきん〉(1877-1945Wikipedia)の
詩集『白羊宮〈はくようきゅう〉』(1906年) |
嗚呼カルデアに牧びとの
なれを見しより4千年
光はとはに若うして
世はかくまでに老いしかな。
『夜をこめて羊の番をする間に星空に親しんで、星を”天の羊”、惑星を”年寄りの羊”と呼んでいた。』という野尻抱影説への反駁