聖樹聖獣文様
中国では天体の運行と関係させ、十二支にはこの図のような、むずかしい別名があるという話
天体を十二支の分野にわかち、 歳星(木星)がその分野のいずれにあるかによってその月を定める。
(『慈雅』「釈天」)
だいたい夏暦が日本の旧暦にあたり、周暦が今の太陽暦にあたる。
※占い用語集の解説 十二支の一つ。陰の火で、季節は夏、月は5月、時間は9~11時、方位は南南東を表す。
※ことバンク(デジタル大辞泉)では「 昔の時刻の名。現在の午前10時ごろ。また、その前後の2時間。または、午前10時から正午までの2時間。」
十干と十二支 | (21P) |
子(鼠) | 18P |
丑(牛) | 18P |
寅(虎) | 17P |
卯(兎) | 19P |
辰(龍) | 18P |
巳(蛇) | 16P |
午(馬) | 16P |
未(羊) | 19P |
申(猿) | 15P |
酉(鳥) | 22P |
戌(犬) | 21P |
亥(猪) | 20P |
p122の崔煒(さいい)のはなし(蛇の報恩)
ものすごく大きい白蛇のすみかで「龍神様、どうか命だけは助けて下さい」と哀願すると、大蛇もうなずくようにしてどこからともなく径寸の宝玉を出してあたえたという話があるのだが、
大蛇なのか龍なのか・・・という話にはなっていない・・・
龍は前年の辰なのだが・・・
そちらには龍は変化の多いものと考えられていた・・うろこの数が八十一枚あるのがその証拠であるそうな。(九九)
龍の嫌いなものは鉄とムカデと笹の葉と五色の糸。(『爾雅翼』)
中国で屈原を祭るのに粽を作るようになった故事。(
五月五日は屈原の命日)などの話が面白いが、蛇との関係は、「竜頭蛇尾」位で何も出ていない・・
十干と十二支の図(江戸大節用)Wikipedia 節用集
付録※http://www1.gifu-u.ac.jp/~satopy/reki19.html
19世紀の 国語辞典⇒付録で百科事典化
googlebooksより
以下「十二支物語」のクラシカルな挿絵紹介
(Wikipedia)『古今図書集成』 は、18世紀、中国・清代の百科事典(類書)
(左)春野大原女(今尾景年 1845-19 )
(右)虎(橋本雅邦 1835-1908)⇒江戸の動物の絵「龍虎図」
(左)紅梅白兎(椿椿山 1801-1854)
(右)龍(狩野探幽 1602-1674)
(左)秋草蛇(中林竹渓 1816-1867)
(右)群馬(等楊雪舟 1420-1506)
(左)黄初平こうしょへい(川合玉堂 1873-1957)
茶之木猿(森狙仙
1747-1821)
鶏図(尾形光琳 1658-1716)
狗の子(渡辺崋山 1793-1841)
鳥獣戯画(鳥羽僧正覚猷(かくゆう1053 -1140)
大漢和辞典の諸橋轍次さんさんの本なので、漢字の話の部分を・・
十二支はすべて動物なので、象形からできた文字が多い 上の部分は口の中の歯、下は腹や爪、尾 大漢和辞典には鼠の部は107あり。 鼠は元は穴にすむ動物の総称であった。一番画数の多い字は、(くもざる) |
牛偏は311。一番画数の多いのは「牛+靈](牛の名前)、年齢による種類や、毛色による種類、、人類とかかわりが深いので獣のオスメスも牛偏(牡・牝)犠牲も、物も牛偏 |
虎冠は102。上が虎の皮の文様、下は人の足の形をそのまま |
図の上は兎の頭、最後の点はシッポ。兎の部はない。 |
(月と右側の形は)龍が躍動飛行する様
立は童の省力で音符として用いられている 龍の部は28字。一番画数の多い字は龍を4つならべたもの(てつ)。多言の意。 |
馬偏は520字。多くてもそんなに必要がない。毛色や歳や背の高さなどいろいろな方面からの観察による種類分け。 |
犬扁579字もある。一番画数の多いのは ケモノ(犬)偏に霊(良犬) |
イノシシ、イノコ、ブタ・・中国の文字で見るとみな同じもの |