聖樹聖獣文様
ガルーダはインドネシア航空の名でもあり、有名だが、ほかの神の乗り物となる動物もちゃんと名前を持っていて崇拝もされているので、改めておどろく・・聖獣であり、聖鳥である (→ガルーダ 翼のある獣by立川武蔵
Thurathadi (Saraswati), Sandi (Chandi), Paramethwa (Shiva), Mahapeinne (Ganesha),
Beikthano (Vishnu) in Burmese representation
この図はエジプトの神像を思わせる帯の上に乗っている。1906年と新しい・・・もとはhttp://sea.lib.niu.edu/(ノーザンイリノイ大学The Southeast Asia Digital Library )にあるデータのようだ)
ブラフマー神 | 宇宙を創造した四面四臂の神で、ビシュヌの臍から生じたという。仏教では梵天となる、妻はサラスヴァティー(弁才天) |
ヴシュヌ神 | 元来太陽の神、宇宙を三歩で渡り、シェーシャ龍の寝台で海上に眠り、ガルダ鳥に乗るという。化身して生類を救い、ブッダはその第9の化身。仏教にとりいらられて那羅延天となり、金剛力士とも呼ばれる。妻はラクシュミー(吉祥天) |
シヴァ神 | シヴァは魔人を退治する破壊殺戮の神で、帰依するものには恩恵を与えるとして信仰者が多い。 肥大の中央に第3の目があり、三叉の鉾を持ち、牡牛に乗る。その男根はリンガとして崇拝される。 仏教では大自在天。妻はパールヴァティーで息子はガネーシャ(帝釈天) |
(上記は『すぐわかる東洋の美術』p117での記述である)
鵞鳥→水鳥ハンサに乗った老人の姿で表される
上の絵ではすべて一対一だったが、
東寺の「梵天像」は4つの「ハンサ」に乗っている。四面四臂の神であるせいか?
ハンサ(Hamsa,Hansha)は、ヒンドゥー教に伝わる神鳥。
白いガチョウの姿をしており、ブラフマーの乗り物とされる。
画像の説明:This is part of an arch in Aluvihara.
In the center Brahma rides a goose.
To the left a guardian rides a makara, while a holy man is seen to the right.
こちらはスリランカの仏教寺院のAluvihare Rock Templeの門であるという。
仏陀に付き添い、鵞鳥に乗っているが白くはない、お伴はマカラに乗っている とある。
ナラヤン 寺院のレリーフ
Changu Narayan Temple, south side, with two elephants (stone sculptures) at the entrance
- Main temple of the Changu Narayan Temple complex, north of Bhaktapur, Nepal
チャングナラヤン寺院:ネパール最古のヒ
ンドゥー教の寺院
鳥神ガルーダに乗る。10大化身と呼ばれる多数の分身を有する。
Sculpture of Shiva from Shamlaji.
「乗り物は牡牛のナンディン、シヴァはトラの皮をまとい首にコブラを巻く。」
ガネーシャ:
シヴァ神の子供で象の頭を持つ神、鼠に乗る。
ナンディン(Nandin)は、ヒンドゥー教に伝わる、シヴァの乗り物とされる乳白色の牡牛である。乳海攪拌の時に生まれた牝牛スラビーと聖仙カシュヤパとの子で、シヴァが踊りを舞うとき、そのための音楽を奏でる役を担う。(wikipedia 閲覧20160325)
日本の迦楼羅像(興福寺、三十三間堂・・)
立川武蔵さんの「聖なる幻獣」を読む マカラ、キールティムカ・・
仏教の天部: 仏教美術入門おさらい篇として
ギリシア・インド的四天王像(戒壇院の四天王と天平文様)
日本の四天王像(最古の法隆寺像ほか)