聖樹聖獣文様
獅子門の円柱
lion gate
下部が先細りの円柱
(「
美術史家 地球を行く 」 木村重信著) P28より以下引用
樹木、樹木と柱の合体、柱、神
「建築の一部ではなく、神そのもの、あえて言えば地母神である」
この浮き彫りの円柱は、一般に宮殿または神殿の一部であると考えられている。
しかし、私は
この柱は女神を表すと考える」
理由:
二頭の獅子によって左右から守られた女神が、前6000年紀のアナトリアのチャタルフユックの裸婦像から、ローマ時代のキュベレ女神に至るまで、多く見出される。
(イエンナ、イシュタル、アスタルテ、レア、ヘカテ、オプスなど。)
獅子門の円柱は下部が先細りになっている
このような円柱は、
天から降って来たと信じられた木の円柱であり、したがってその下半身は元の円筒形の性質を失わず、先細りの柱状になっている。
(「
美術史家 地球を行く 」 木村重信) P29より以下引用
例:いろいろな彫玉指輪の図
「獅子の頭部を持つ二頭の聖獣が、中央の祭壇のシュロの苗木に潅水しようとしている」
これびっくりですね・・
アッシリアのレリーフが思い浮かびます・・
他の獅子門
獅子・ライオン
First update 2011-03-21
▲TOPへ戻る