中国の唐草文様
『すぐわかる東洋の美術―絵画・仏像・やきもの&アジアの暮らしと美術 』(竹内順一監修 東京美術)その目次読書で、古代中国の美術のおさらいということなのだが、第1章 絵画 第2章 仏像、 第3章やきものをみました。
ついで、第4章へ・・
工芸を知ることは生活を知ることに通じる。 工芸は、貴賎・貧富の差を反映し、実用に徹するものと、装飾を目的とする美術工芸品とに分かれてゆく
北宋の都開封(かいほう)の清明(4月5・6日ころ)の季節。800名を超すいろいろな職業の人々
明窓浄机=清らかな書斎・・精神の砦
文房:
[文芸の部屋]、ここに住む人=文人、「○○斎」「○○房」「○○庵」「○○軒」
ここで使う道具「文房四宝」=筆、墨、硯(すずり)、紙、さらに、奇岩(自然界を象徴する石)、銅器(骨董品)、付属品の筆架(ひっか=筆おき)、硯屏(風よけ)、文鎮、水滴(すいてき)も愛玩の対象とした
中国から仏教が伝わったの4世紀後半だが、早くも6世紀には半跏思惟像の金銅仏の傑作が高句麗で生まれ、急速に中国文化(北魏様式)を咀嚼し独自性を打ち出した
7世紀後半から始まる統一新羅時代には、この仏教文化を中国の唐様式の影響下にさらに発展させて、優雅なうえにも穏やかさをたたえた仏像を完成した。<
10~14世紀の高麗時代h工芸文化が花開いた。
高麗青磁と呼ばれる世界を代表する精密な磁器がつくられ、象嵌技術の冴えを見せる。
慶州市郊外にある仏国寺(6世紀にさかのぼる名刹)
2基の石塔は統一新羅時代の石造美術を代表する遺品
太宗武烈王 (602?-661)(wikipedia)陵碑 韓国国宝25号 慶尚北道 *
亀形の石碑の台座(亀趺 きふ 趺=あぐら)の背中に6匹の「みずち」(想像上の角のない龍)の飾り(螭首 ちしゅ)が載る。本来はこの上にさらに碑の本体が立つが失われている。(p113)