(この項目は、エジプト様式ー植物文様の創作ーの中にある。 古エジプト美術における渦文も、ロータス花の渦巻形萼を出発点と見るのでなく、幾何学的モチーフ(文様)として見るべきであることを、ニュージーランドのマオリの純幾何学的様式の同じ渦紋をあげて証明している箇所。
「美術様式論」P100~101
「美術様式論」P102~104
渦紋はチピカルな(※typicalな)(針金渦線文のごとき)金属的装飾(純技術的起源)と見なされているが、ニュージーランドには全く金属を欠く。また、マオリには織物の糸がなく、ニュージーランドには革紐もない)
渦線を創造する動機として、自然物あるいは技術的生産物を問題にするのではなく、純芸術的創造のあゆみの上で生まれた単純な幾何学的図象ととらえる。
円は、全ての平面幾何学的形象のうちもっとも完全なものであり、それは全ての方向にシムメトリー法則を満足させる。
「美術様式論」P104~107
※マオリThe Māori=ニュージーランドの原住民
ラボック著「文明の発生」Lubbock's Entstchung der Civisationからの引用図)
(以下はリーグルでなく私の興味による)
大林太良 の入れ墨2類型論
※
==引用==
本来「鯨(くじら)」という字ではなく、 「黥(げい)」という文字を使います、 この「黥」の意味は「黥面」とあるように
「顔にした刺青」という意味で、
中国では刑罰としての刺青の意味です。
「項羽と劉邦」にでてくる「英布」が「黥面」だったといわれています。 「文身」は体にほどこした刺青のことです。
==引用終了==
黥面土偶
■長野県立歴史館 弥生時代初めの土偶
■「文化庁海外展 大英博物館帰国記念 国宝 土偶展」
■国宝合掌土偶青森県八戸市にある風張遺跡で1989年発掘
※土偶漫遊記by縄文まんが家・イラストレーターの
さかいひろこさん
Sir John Lubbock (1834 1915) |
Pre-historic Times as Illustrated by Ancient Remains, and the Manners and Customs of Modern Savages (Cambridge Library Collection - Archaeology) 人間の文化が時間がたつにつれてより洗練されるようになるという証明 石器時代を細分するために用語のPalaeolithicとNeolithicをつくった |
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