樹木は古くから信仰の対象となり、 いわゆる聖樹として崇拝されてきた。
そのうち、古代西アジアで発祥し、 樹木によって生命の源泉、人類の誕生を 象徴的に示す樹木崇拝の一表象を特に 生命の樹(木)と呼ぶことがある。
吉村作治
「ファラオと死者の書 古代エジプト人の死生観」 (小学館ライブラリー1994) ジェド柱とはなんだろうか、ということで、 もう少し総括的な抜書きはこちら。 目次概観 第五章 魔力の宿る護符 生命の標ジェド柱 |
日本財団 図書館(図版とその他の柱の研究もあり)
セド祭で、王は二つの石積みの間を走った。
石積みにはジェド柱あるいは
ジェド柱に発達する以前の木柱が立てられた。
二つの柱はそれぞれ生と死を象徴した。
ジェド柱の起源は不明とされる。
しかし、ジェド柱には二元論的な表象があるので、
エデンの園にある生命の木と善悪を知る木のような
生と死を表わす木であったといえそうである
オシリスの肉片は海岸の木の幹に入って木と共に成長した。
妻のイシスは夫の肉片を見付け出し、エジプトに持ち帰って夫を再生させた。
この神話から、海岸の木はヤシの木であったらしいことが分かる。
ジェド柱とその上部についた四重の輪は、
ヤシの木の幹と上部の葉を表わしたと考えられる
It is believed that the Djed is a rendering of a human backbone.
It represents stability and strength. It was originally associated
with the creation god Ptah. Himself being called the "Noble Djed".
As the Osiris cults took hold it became known as the backbone of Osiris .
A djed column is often painted on the bottom of coffins, where
the backbone of the deceased would lay, this identified the person
with the king of the underworld, Osiris. It also acts as a sign of
stability for the deceased' journey into the afterlife.
■Djed Column (djed) -
Stability (googlePagerank6)egyptianmyths.net/
ジェド柱―安定性
■http://www.ancientegyptonline.co.uk/djed.html
It came to represent stability and durability, but may have started out as a fertility fetish.初めは豊穣フェチからかも。
■http://www.touregypt.net/featurestories/djedpillar.htm (goglePagerank7Tour Egypt net)
The djed pillar, was a roughly cruciform object with at least three cross bars, but almost always four that became one of the most recognizable symbols in ancient Egypt.
「古代エジプトで最も認識できるシンボル」
■http://www.crystalinks.com/djed.html
(googlePagerank5crystalinks.com)
Djed is also known as the Djed Column, Djed Pillar, Tet, Tet Column, or Tet Pillar. It is associated with Osiris and is a metaphor for the Fertility - Phallis - Omphalos - Tree of Life - 4 meaning 4th dimension or time.
古代エジプトの絶縁碍子【ぜつえんがいし】のこと。
オモチャのラッパの先だけを重ねて四つ差し込んだような形だが現代の碍子と殆ど同じ。
異なるのはジェド柱の上にはゾハルと言う発光体が載っていた点。
しかしその記憶があったのはツタンカーメン王の頃まで。
その後二本の電源ケーブルの出ていたゾハルの事は忘れられて
土台の柱だけがジェド柱として信仰の対象となった。
実物は1メートル以上の高さがあったが、
そのミニチュアが『お札【ふだ】』として流行し大量に出土している。
ジェド柱がゾハルからの感電を防いでいたことから『お守り』となった。
日本でお守りをお札【ふだ】と言うのはこのジェドがなまったものといわれている。
1964年、スエーデンの古代史研究家イファン・トロエニーが、
デンデラのハトホル神殿の地下壁画に残るレリーフの絵柄に
「照明電球とそれを支える高圧絶縁器が描かれている」と指摘し脚光を浴びた。
アメリカの電気技師マイケルフ・リードマンは、
この絵柄が20世紀当初に発明された静電気発電装置、
ファンデグラフ発電機によく似ていると指摘し、
問題のパピルス画をもとに「古代エジプト発電機」の構造を推理した。
筒の中に蛇が描かれていることも説明できる。
古代エジプトで蛇は稲妻のシンボルとされているからだ。
放電されれば、まさに中に蛇が生まれる。
ジュセル王のピラミッド複合体 装飾パネルの上部に
「古代エジプトで蛇は稲妻のシンボルとされている」説
→これは、エジプトではなくギリシアからでなかったか?
ゼウスがつかんでいるぎざぎざの雷光?
聖獣:蛇
web検索
http://www23.tok2.com/home/youda/essay/djet-ankh/djed-ankh.htm
|ジェド柱とイシス[ジェド柱2作成中]|
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ジェド柱の絵の描かれた棺|(展覧会)
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