『岩波美術館』は、 各テーマの選定眼がさすがにすごいな!のシリーズですが、歴史館〈第6室〉ブッダの世界 に載る図版24を、詳しくみてみます
単なる聖樹礼拝でなく仏伝の一場面。
悟りを開いた釈迦に「世界の主」である梵天(ブラフマー神)が人々を救うために法を説くことを勧めた・・
聖樹に花輪をかけているというが、それは左右対称に二つ。 |
左右の縁の唐草はこうなっている 蓮唐草であるが ここにも花輪もあるようだ |
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象牙彫りの技法を感じさせるものがあるという解説。 |
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0089460/top.html
に小さいが写真あり
右脇腹から釈迦が生まれた・・というのは、ここでの解説にはないが、仏陀以前からのインド美術における表現であるという
*http://yascovicci.exblog.jp/24616858/仏足跡のある布を持つのは四天王であろうという・・
グプタ朝に至って、仏教独自の宗教像がようやく成熟したという感じがする (解説)
片方の天衣が、そのまま垂れずに空中でひとゆらぎしている奇妙な表現法は、西洋のロマネスク美術などにもみられるものである
当時のほかの仏画のような荘厳な神秘的な性格はなく、後世の御伽草子の絵や奈良絵のようなあどけなさ
仏教と世界遺産:仏教美術入門
仏教の聖地
ガンダーラの仏教美術
仏教美術の初め:インドの塔
ギリシア・インド的四天王像
ギリシア伝統の東方伝播(田辺勝美)
ヒンドゥー教の神格と仏教の天部
日本の四天王像:法隆寺(飛鳥時代)
鞍馬寺(平安時代)
光背の美術
本地仏・権現:ニッポン
薬師寺の仏像の光背と唐草 薬師寺の葡萄唐草
正倉院宝物関連用語
「世界美術大全集 東洋編15」 目次読書
*密林の唐草文../2012k/banteay.html
*植物文様../syokubutumon.html
クメールの頭部装飾../india/khmer_atama.html
クメールの廃仏の発見:ナーガの(蛇神)の上に鎮座する仏像
*南伝仏教hontibutu_bijyutu4.html
*知の再発見../saihakkenn.html