ロータス

蓮華紋

唐草文軒平瓦

蓮華紋軒丸瓦

 飛鳥寺(日本最古の寺)での展示(2010年4月18日)

※のきひらがわら【軒平瓦】とは
「本瓦葺(ぶ)きの屋根の軒先に用いる平瓦。多く唐草模様があるので唐草瓦ともいう。軒瓦。」


※のきまるがわら【軒丸瓦
「本瓦葺(ぶ)きの屋根の軒先に用いる丸瓦。古くは蓮華紋(れんげもん)が用いられた。のち巴(ともえ)紋が多く用いられるようになったので巴瓦ともいう。鐙瓦(あぶみがわら)。

:「大辞林 第二版」

もう一つ瓦当(がとう)という言葉もあります
「今までに発見された最も古い瓦は、およそ3500年前の西周(BC1100 - BC770)時代初期の頃、宮殿の屋根に葺いていた平瓦
西周の中頃になると、丸瓦と平瓦を組み合わせて使うようになり
西周の末には軒丸瓦の先端に文様を付けた半円形のが取り付けられるようになる。」:◆◎http://www.bell.jp/pancho/
飛鳥寺の瓦の展示ですが、唐草文の方がたくさん目に入りましたが、ここでは蓮華紋を見ます・・
佐原真さんの「大昔の美に想う (美術館へ行こう)
(I think the beauty of the ancient)p154
蓮華紋の瓦・・一番古い花の造形
日本最古の本格的なお寺の屋根を飾った蓮華紋は、朝鮮半島南西の百済の瓦に似ているが、花弁の数が違う、とあります。
日本の美の造形は上高森の石器を入れると、60万年も過ごしたにもかかわらず花を造形することはなかった
古墳時代にようやく現れるが、目立たなかった

考古学で最も早く花を愛でた人
  • 6万年前のネアンデルタール人(イラクのシャニダール)
  • 長野県野尻仲町の縄文のお墓トチノキとカエデ
  • 5000年前北海道名寄市門別町エサンヌップのお墓のキク
「人は自然を壊せば壊すほど花を愛するようになった」

大昔の美に想う

蓮華紋の瓦の花びらの数


飛鳥寺でみたこの蓮華紋のはかわらの花びらは10枚 6世紀末 径15.7センチ・・
(中央に果托状 穴が中央に一つ それを取り巻いて5つ。)
ほかに花びら11枚のものも展示されていました。・・
素弁十葉蓮華紋軒丸瓦とか素弁十一葉蓮華紋軒丸瓦と呼ばれているそうだ。
(葉?・・これは、葉ということでなく、花弁を数える助数詞)
素弁:花弁の中に何もないもの


百済は花びら8枚がメイン

http://fmn1.jp/historytown/2009/03/post-17.php
「飛鳥寺を初め大和の古寺などから出土している軒丸瓦の文様は「八葉」「十二葉」とあるが、「六葉」は一枚もないのである。」※?
(△未確認) 百済かわら拓本で見る限り、法隆寺は8葉9葉だが、飛鳥はここでは9葉。



リーグルの書にある正面ロータス文には16枚の花びら
(これに似た十六菊が日本国発行の旅券の表紙、
十六菊八重表日本の天皇と皇室を表す紋章になっている)


日本国旅券ですね
比較すると、 花びらが離れていますね


蓮華紋 瓦の検索

http://gpeach.nobody.jp/kawara/soben.html 「蓮弁の形が綺麗に花びらのようになっているものを「花組」、蓮弁の先端に珠点のあるものを「星組」と言います。 」
◆(この名称は元明日香村埋蔵文化財室長納屋守幸氏命名とのこと)



下のモノの先端はハート型
佐原真さんの「大昔の美に想う (美術館へ行こう) 」)より


ロゼッタ文の波及とジパングより引用
=====(以下引用)=====
メソポタミアを起源とするロゼッタ文様が、ナカダ期のエジプトに輸入されたに違いな かった。バラ科の花に似た表現は、しかしながらエジプトでは、睡蓮に置き換えられて ロータス・パルメットとなった。時代を経ると、このエジプト様式のロゼッタはメソポタミア に逆輸入された。
=====(以上引用)=====
(△未確認)

奈良国立文化財研究所飛鳥資料館
飛鳥寺Wikipedia・・国営飛鳥歴史公園
かわら美術館・・紹介ページ
駒澤大学 中国の蓮華紋瓦の紹介があり 



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