※のきひらがわら【軒平瓦】とは
「本瓦葺(ぶ)きの屋根の軒先に用いる平瓦。多く唐草模様があるので唐草瓦ともいう。軒瓦。」
※のきまるがわら【軒丸瓦】
「本瓦葺(ぶ)きの屋根の軒先に用いる丸瓦。古くは蓮華紋(れんげもん)が用いられた。のち巴(ともえ)紋が多く用いられるようになったので巴瓦ともいう。鐙瓦(あぶみがわら)。
日本の美の造形は上高森の石器を入れると、60万年も過ごしたにもかかわらず花を造形することはなかった
古墳時代にようやく現れるが、目立たなかった
飛鳥寺でみたこの蓮華紋のはかわらの花びらは10枚 6世紀末 径15.7センチ・・
(中央に果托状 穴が中央に一つ それを取り巻いて5つ。)
ほかに花びら11枚のものも展示されていました。・・
素弁十葉蓮華紋軒丸瓦とか素弁十一葉蓮華紋軒丸瓦と呼ばれているそうだ。
(葉?・・これは、葉ということでなく、花弁を数える助数詞)
素弁:花弁の中に何もないもの
http://fmn1.jp/historytown/2009/03/post-17.php
「飛鳥寺を初め大和の古寺などから出土している軒丸瓦の文様は「八葉」「十二葉」とあるが、「六葉」は一枚もないのである。」※?
(△未確認) 百済かわら拓本で見る限り、法隆寺は8葉9葉だが、飛鳥はここでは9葉。
日本国旅券ですね
比較すると、
花びらが離れていますね
※http://gpeach.nobody.jp/kawara/soben.html 「蓮弁の形が綺麗に花びらのようになっているものを「花組」、蓮弁の先端に珠点のあるものを「星組」と言います。 」
◆(この名称は元明日香村埋蔵文化財室長納屋守幸氏命名とのこと)
下のモノの先端はハート型
(佐原真さんの「大昔の美に想う (美術館へ行こう) 」)より
メソポタミアを起源とするロゼッタ文様が、ナカダ期のエジプトに輸入されたに違いな かった。バラ科の花に似た表現は、しかしながらエジプトでは、睡蓮に置き換えられて ロータス・パルメットとなった。時代を経ると、このエジプト様式のロゼッタはメソポタミア に逆輸入された。=====(以上引用)=====
◆奈良国立文化財研究所飛鳥資料館
◆飛鳥寺Wikipedia・・国営飛鳥歴史公園
◆かわら美術館・・紹介ページ
◆駒澤大学 中国の蓮華紋瓦の紹介があり